昨日はお友達と歌舞伎鑑賞でした。
人生初の生歌舞伎!しかも(端っこだったけど)最前列!(誘ってくれた友人のコネ。有り難や)
もともと時代物好きだから凄く楽しみだったのですが、いやあれはハマる人の気持ちわかるわ~・・・あの独特の様式美と役者のオーラにはヤラれます。
忘れっぽい自分のための感想は「続きはこちら」から。お暇な方や興味のある方はどうぞv
拍手ありがとうございます!!!
念のため。
わたし歌舞伎は超初心者です。いろいろおかしい記述があると思いますが、その辺を加味してお読みくだされ・・・
さてわたしが行ったのは夜の部で三幕あったのですが、一幕平均一時間二十分。約五時間の長丁場でした・・・
途中幕間と呼ばれる休憩がありますが、三十分と十分の二回のみ。三十分でお弁当を食べます。そうしないと九時過ぎまで食いっぱぐれます(汗
今回は「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」「盲長屋梅加賀鳶(めしいながやうめかがとび)」「船弁慶」の三本。
わたし吉右衛門が大好きですが、今回だけは忠臣蔵の綱豊卿(家綱の弟)をやった仁左衛門にヤラれました・・・vすごいお茶目で頭もよく人情家、というカッコいい殿様でした。
二幕目で幸四郎が悪役をやったのですが、この悪役がすごくハマってた。もういやったらしいったら!(笑)
そして弟である吉右衛門が鳶の親方・松蔵役で、兄・幸四郎との息もピッタリvそしてそっくり!(笑)隈取すると物凄く似てる!
人を殺したり姪を売り飛ばそうとしたり、大店のダンナをゆすったりする話(なんかこう書くと見も蓋もない・汗)ですが、滑稽な幸四郎の演技が笑いを誘い、楽しい話でした。
三幕では染五郎が静御前と平知盛の怨霊の二役をしましたが、染五郎も隈取すると父・幸四郎にそっくりだった!(笑)
義経と静御前の別れの話なのですが、その哀愁を漂わせた静御前が素晴らしかった。
それから早変わりで平知盛の怨霊になって出てくるのですが、その豪快な事!薙刀を振り回し、舞台をくるくると回るさまに思わず感嘆の声を漏らしました。花道を退場するときもくるくる回って去っていったけど、よく落ちないなーと感心。
そうそう、弁慶役の幸四郎とは親子競演。それから染五郎の女形ってはじめて見ました。いやいいもん見た(笑)
舞台まで手を伸ばせばすぐ、という距離でしたので、緞帳越しに舞台の場面替えの様子まで伝わってきて面白かったv(とんかちで打ち付ける音とかね・笑)
それと煙管を吸うシーンが多かったんだけど、ほんとに火をつけて吸ってる!いやー粋だったぁvvv
衣装ももう夏物で紗なんかを使ってて、そんなのまで見えて楽しかったです。
また幕見でもいいから見たいなーと切に思った次第です!